2009年05月09日

おすすめ本の紹介

ひさしぶりの更新は、帆根川がおすすめの書籍の紹介です。

ebb09050901.jpg

ずっと以前からの知り合いで、映画「エンプティー・ブルー」の制作でもお世話になっている精神科医・雪竹靖衛さんの著書です。

その長い臨床経験を活かして、”正常者と異常者の違いは””真の正常者は存在するのか”"そもそも人間とは”といった重いテーマを、スリリングかつ生々しい展開と描写で一気に読ませる、非常に洗練された4つの短篇からなる小説です。

帆根川は、この本が出版されてしばらく経った去年のはじめにこの作品と出会いました。著者のかたとは以前からの知り合いで、映画でどうしても医療関係者の協力が必要だったためお願いに行ったことがきっかけでした。当時はアマゾンでも扱っていなくて、数少ない取り扱い書店を教わって購入。正直、タイトルや装丁から、お堅い学術的な内容の本と勘違いしていましたが、読み出して数分でその世界に引き込まれました。普段あまり読書をしない僕が、アッと言う間に読み切ってしまうスピード感の有る展開。そしてそのテーマは、僕が映画「エンプティー・ブルー」で描きたかったものとどこか共通項を感じ、それを全く別の題材と高い次元で見事に描ききっているものでした。もう少し前に知っていれば、映画に影響を与えていたかもとも思うほど、自分にとって好きな小説のひとつになりました。中でも帆根川が大好きなのは、2番目の作品「追跡」。自分にはこんな作品は描きたくても描けません。

最近、この本がアマゾンで取り扱われるようになりました。
映画「エンプティー・ブルー」とは、180度くらい雰囲気の違う、生々しくて重い作品たちですが、核心にあるものがふしぎとどこか似ている気がする「はめ殺しの窓」。おすすめです。
(…ちょっとグロテスクな描写が苦手というかた以外には…)

そんなわけで「エンプティー・ブルー」公開まで、ぜひとも本作をお読みになってお待ちください!


お買い求めはこちらから↓



posted by 帆根川 廣 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・雑記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック