2010年12月05日

機材編(2)自作カメラクレーン製品化計画 其の1

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エンプティー・ブルー』の撮影時に自作して使用してきたカメラクレーン(ジブアーム)の改良計画が進行中です。
 

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ebb08062502.jpgD.I.Y.派の僕がカメラクレーン(ジブアーム)を自作しようと考えた理由は簡単で、第一に販売されている製品が高価だから。制作費節約のためです。でもそれだけではありません。大きすぎたり重すぎたりして、自分の作品の用途には向かない製品がほとんどだったからです。
自作したこの小型カメラクレーンの特長は、コンパクトサイズで狭い室内での使用もかなり意識していること、真俯瞰など多様なカメラワークに柔軟に対応すること、軽くて持ち運びが楽なうえ一般の乗用車にも積めること、などです。弱点としては、重いカメラを想定していないため、2Kg程度のカメラを取り付けて使用してもかなり揺れてしまいます。これは構造と材料が適切でないための剛性不足によるものです。



実際に、↓のようなシーンで利用しました。


※映画『エンプティー・ブルー』の1シーンより。出演は佐々木郁子さん。

エンプティー・ブルー』の副産物として生まれたこの機材ですが、まだまだ改良の余地が有ります。現在、お世話になっている工場に相談しながら、形状や材料・構造の変更を検討中です。耐久性も一定の基準まで上げなければなりませんが、ぜひ製品化出来るレベルまでもっていきたい、と考えています。もしもこれが他の制作者のかたの作品でどんどん使われていけば、有る意味で自分の製品がたくさんの作品に影響を与えることが出来る訳で、これは映画人として非常に光栄なことではないかと思うのです。

そんな訳で、機能性・耐久性のアップとともになるべく安く製品化が出来ればと考えています。
いろいろな事情が絡むのでもしかしたら断念する可能性もありますが、今後はこの『自作クレーン商品化計画』シリーズの進展状況も記事として紹介していきます。







 
posted by 帆根川 廣 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ゼロから:機材編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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